○Well Tempered Lab Amadeus 税別定価320,000円
以前より、個人的に以前より好きなウェルテンパードのプレーヤープレーヤーが再上陸して参りました。
独創的な取り組みで個性的な仕様のアーム構造は確り継承している。

今回はなんと!ゴルフボールに細いアームを直接取り付けておりそれを上からポリエステル糸で吊り下げられて いる。このアームは軽量で且つ内部は軽い砂が充填されており共振は、ほぼ皆無。
ゴルフボールの外側は金属製のオイル槽となっており、かなり粘土の高いシリコンオイルにゴルフボールが半分ほど 浸されており、以前より継承されている仕様となる。良く見ると吊り下げられている糸が捻られているのが判るだろう。 この捻りが重要でインフォースキャンセルの役割も兼ねているのである。

この写真はモータープーリー部とドライブベルトであるがベルトの太さは0.1mmのポリエステルベルトと髪の毛並みの細 さでゴムのような柔らかさでゴムのような柔らかな素材ではない為、耐久性は高そうである。メーカーの発表では1200時間を越えるテストを行っているとの事。

キャビネットは、ブライウッドのサンドイッチ構造でこの下に3点のゴム足接地、又その下は付属のボードが有りボードの下は、30mm程度の円形インシュレータ4点で 接地している。このインシュレータはブチルゴムより柔らかな素材で振動吸収力の高そうな素材である。
音的には、軽量タイプのプレーヤーとしては驚異的に安定感の高い低域と情報量に驚かされます。 アームのダンピングが確りと抑えられておりベアリングと使ってない為0クリアランスが達成されており、ザラツキ感の無い 緻密で滑らかな中高域が魅力です。 ゴルフボールに求められる能力は高弾性でスピン性能が要求されている物です。
これを達成するには、回転が持続される真球性の高さと振動を速く消す能力が要求され、数億円と言った開発費をかけて設計されるアイテムです。
高性能なパーツをローコストで導入してきたWell Tempered の発想の豊かさに拍手を送ります^^
今回はMCでSHELTER Model 501 TypeUを使用、フォノはdarTZeel NHB-18 NS内臓の物を使用
付属品として針圧系POLE STAR PS-ST15 http://www.tosy-corp.com/new/ps-st15.htmlが付属
取り扱いはスキャンテック販売となっている。
○SHAKTI HALLOGRAPH 2本1ペア180,000円 (税込189,000円)
QRDスカイラインに続き、部屋用音響コントロール第二段シャクティ社ホログラフをテストしてみました。
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黒い部分は木材の材質が変えてあり、硬い木材を使用しているとの事である。

設置場所はスピーカー外側後方に黒い部分の長い方が内側になるように設置する。
実際に使用してみて感じるのは、ワイドスクリーンのように高さに対しての広さも拡大させる事。 それと部屋の左右のバランスの悪さを無視したようにビシット定位が明確になる。又高さを上げ広げるだけで無く、 密度間や高域のエネルギー厚みと言った部分も思いのままに調整が可能である点が素晴らしい。

柱と上部部分には、このような首振り構造となっており、写真のように目盛りがあり左右の角度の微調整が可能であるが、 実際には部屋の形状や家具類の影響を考えると均等の角度とは成らないが微調整には重宝する機能であった。
まずは聞きながら大まかな前後と間隔を決めて、から首の角度の微調整を行う。
ホログラフを設置した場合の響きの変化は、若干では有るが弱くて美しい響きを感じることが出来る。 響きが強い場合には、どうしても響きの場所に引っ張られてしまい空間としては広げられるが空間の実体感は薄くなるもの だが、そう言った事は全く有りませんでした。逆に実体感エネルギーは増し、設置場所や角度によって奥行きもコントロールできる部分が、 壁や天井設置の製品に対しての最大のメリットと言えるでしょう。また狭い部屋でも効き過ぎる事も無いだろう。
ポイントとして拡散部分が床から122cm〜180cmの位置にあり耳の高さをカバーする事がとても有効だと思う。 今回のテストではスカイラインとの併用ではあるが、空間の密度が増して感じられ、調整が決まれば空間の歪みや捩れも補正が可能で有った。
是非一度効果の程を確かめて頂きたい製品である。
しかし残念な事に5月より値上げのアナウンスが届けられており、部屋でお悩みの方はお早めにお確かめ頂きたい。
○QRD SkylineB最終回 2枚1セット59,000円 (税込61,950円)
QRD設置もいよいよ最終回となりました。初回の6番目のテストの通りSP奥側に1枚追加して、 3枚を並べ、スピーカーの内側の幅よりも若干広い程度をカバーしております。
結果は、初回の6を御覧下さいませ。
このスカイラインは2枚一組である為に1枚余ります。残りの1枚を色々な場所を試して見ましたが写真の場所が最も好結果となりました。

前方からの広がり感を後ろのスカイラインまで適度に弱めながら繋げてくれます。又2枚ずつ3箇所への配置も試しましたが、 拡散が目立ってしまい、前方の空間への影響が大きくなり、個人的には行き過ぎに感じました。
このような事からも、スカイラインは拡散能力は非常に高い為使いすぎは禁物だと思います。
耳からの距離とSPからの距離で拡散の影響力が変化します。特に狭い部屋の場合は拡散も強いまま耳に入りますので注意が必要かと思います。
この場合、薄い布などで拡散量を調整す良いかも知れません。
拡散量と位置との関係上手くコントロールする事で、ケーブルやセッティングに頼らずに空間をコントロールできますので、ケーブルやセッティング、はたまた機器に関しても幅広い選択が可能になるかと思います。
出来れば、前面の拡散や逆に吸音との組み合わせで更に追い込んで行けるかとは思いますが、部屋の雰囲気を壊さない天上でのみのテストとなりました。
皆様のご参考になれば幸いです。
最後に。もう一回り小さくて、拡散量の少ないパネルが有ると使い易いかもしれません。
○WADIA 851 1,600,000円(税込1,680,000円)
久々のWADIA社新製品CD/SACD一体型プレイヤーの登場。
今回のモデルからTEAC系のメカから離れ、ソニーからの技術供与を受けて設計されていると言われる韓国製 メカを採用している、このメカも段々と一般化しているように思います。
この変更からの音質の変化には大変興味のそそられるところです。

聞いて感じるのは、朗々と穏やかに鳴る事です。神経質さは微塵も無く、優雅な印象をうける。
やはり以前のVRDS特有のゴリッっとした強い芯の出方では無い様です。
特に声や弦楽器は優しくメロディアスに感じ余計な事を考えずに浸透力の高い奏で方と言えるでしょう。
スケール的には高さよりも横方向への広がりを、奥行きよりは実体の質感重視に感じる。
これは低域の甘さにも関係してくる部分が影響しているのでは無いでしょうか。
個人的なイメージですが、表現が適切かどうかは判りませんが屈強な黒人男性から包容力の有る白人男性になったように感じるのです。
とは言え全体的に厚みが有り、落ち着いたバランスは、やはりWADIAの音の伝統を引き継いでいるのでしょう。 以上16BITCD再生時の感想ですが、SACD再生におきましては、やはり傾向は似ており、幾分透明度は高く感じ るのですが・・・それほどDSDのメリットを感じられません。
どうやらDSD→16BITへ変換してしまう事に起因していと思われますが、DSD本来の静寂や広大なダイナミックレンジを聞けなかったのは残念に思われます。
このCDPは、通電開始から24時間以上を経てから緻密になってきます。それ以前ではかなり曖昧で判断対象外でした。
デリケートなデジタル機器であるだけに仕方の無い事ですが、御視聴の際は24時間以上通電されている状態の851をお聞き下さいませ。
○JPS Labs SuperConductor3 1mXLR 150,000円 (税込157,500円)
JPSLabsインターコネクトケーブルです。コンダクターシリーズの歴史は古く3代目にあたるものです。
このケーブルはアルミと銅の合金導体を使用しており、JPS社独自のものである。

視聴してまず感じるのは、楽器やボーカルのボディ感だろう。シッカリととた安定感がある。
色彩発色は、やや濃い目。神経質な部分は皆無でエッジがきつく感じるような要素は皆無と言えるだろう。
空間に対し若干実体が大きく感じるが、中域に厚みが有る分実体感が目立つだろう、その為大音量でも 歪まずに喧しく感じない要素になると推測できる。クラッシックよりはJAZZが楽しく聞けるのはその為であろう。
ただ、滲んで感じたりはしないので甘過ぎや、緩る過ぎると言う訳ではない。
独特の感触はこのケーブルならではのものと言えるだろう。
ある程度空間が完成したシステムをお持ちの方、もしくは大音量派の方に聞いて頂きたいケーブルです。
○QRD SkylineA 2枚1セット59,000円 (税込61,950円)
今回は、前回のフロント設置に対してスピーカーよりも手前側の設置のテストです。 ツッパリポール大活躍です^^v

@Skyline間100cm程度でリスニングポイントとSP中間位置へ設置
前方に比べて、実体の高さは低くなるが雰囲気は増して感じる。 ただし空間の奥行きは深さは浅く感じる。

A @にから間隔を狭めた設置
@に対して、効果は近いのだが広がり感は減少し部屋の天上は高く感じる。

Bリスニングポイントの上部への設置 この設置で一番のポイントとなったのは、部屋がリスニングポジションの左側が 広くL字型の部屋で有る事。11畳の部屋に6畳間を繋げてしまったからである。
この為に、どうしても左右のバランスが取り難かったのであるが、この設置の場合かなり バランスが取り易くなる。また耳からの距離も近いせいか効果も@ Aに比べて大きく感じるが、 空間の奥行き自体は、更に浅くなる傾向が有るようだ。
その為にスピーカー奥側への設置も必要となり、このような設置となった。
総括
スピーカーより前方の設置に関しては、どれも部屋自体の拡散量は増えている分、 音の消え際が美しく、部屋自体が静かに感じられるようになる。
写真を取り忘れたので掲載してはいないが@の設置で角度を45度回転させて設置も試してみたのだが、 こうなると定在波は減るはずなのだが、少な過ぎるのも包まれる感覚は減少するようである。
一般住宅の場合、部屋自体の響きが美しくは無いので、非常に効果的に美しくなった。そう言葉では 表し難いのであるが、どのソースを聞いても臨場感が増し2本のスピーカーが作る空間とリスニングポ ジションまでを繋げてくれるからだろう。
引き続き、SP後方編のEと更に枚数を増やした検証を続けて行きたいと思います。
興味がある方は是非聞きにお越しくださいませ。
○QRD Skyline@ 2枚1セット59,000円 (税込61,950円)
音響的に実体感や色彩を重視したセッティング等を行っていると、どうしても空間をスポイルする 傾向となる経験をされている方も多いのでは無いでしょうか。 そこでスカイライン(拡散板)を使いテストを行いました
今回は、直接空間構成に影響のあるスピーカー後方の設置についてのテストです。
ホームセンターへ行き、ツッパリポール1,280円×2を用意して色々な位置での効果の違いを試してみました。

@スピーカーセンター奥に1枚設置
音場の高さが引き上げられ、実体も高域に厚みを持ち定位感は増すものの横への広がりは減少。

Aスピーカー奥に2枚並べて設置
@に対して横への広がりは幅は出るもののまだ、幅的には物足りないが全体のエネルギー感は 若干上昇して感じる。

Bスピーカー奥、内側ギリギリに収まるよう設置
高さ、ゾーンとしても申し分無く空間の広がり感も自然に感じる。実体の密度はAの方が高くて好み。

Cスピーカー奥外側にかけて設置
空間としては最も広くはなるが外側の響きが多くなり逆にセンターでの定位や密度が散漫になり違和感を感じる。

D B+センターに2枚を壁に設置
広さ+実体の密度共にバランス良くエネルギーも高く感じるが設置に難が有り不安定。

E Bの間に1枚設置
広さ、奥行き共にバランスが良い。実体の密度もD程ではないが奥行きは深くなり、 面としてフラットなエネルギーバランスが好印象。
総括
どのパターンでも基本的に音像は引き上げられ、枚数が多いほどエネルギーが高く感じる 傾向が有りました。
@Aでは高さ密度が高くなるものの横への広がりは、マイナスに感じる。
逆にCは中抜けになり前後も含めバランスが悪い、今回のテストの中では最も悪い結果となってしまった。
結果的にEが最もバランスが良い。空間としての広さ高さ奥行き共に自然に感じ、全体に均一なエネルギーバランスも申し分の無いものでした。
勿論部屋との兼ね合いも有るのだろうが、一般的なマンションの壁の響きに比べ余韻も美しく部屋のS/Nも若干だが上がったように感じる。
機器、ケーブル、セッティング等に比べて自然な方法での空間のサイズやバランスの微調整が可能になるでしょう。また、音の消え方も情緒を感じられます。

最終的に設置は、天井がコンクリートの為ネジが使用出来ない為、こちらもホームセンター厚みのあるタイプの野外、室内用の両面テープを使い設置致しました。今の所落下してないですね^^;汗
○SYMPOSIUM ULTRA PLATFORM 124,800円 (税込:131,040円)
以前のレヴューで書きましたがSUPER PLUS PLATFORM 上位のULTRA PLATFORMが、いよいよ入荷いたしました。
受注オーダーとの事で時間は掛かりましたが、SUPER PLUS PLATFORMを聞いて以来興味深々のボードです。

サイズは482.6×457.2×90mmとSUPER PLUS PLATFORMに比べ奥行き、高さ共に若干大きくなっている。
構造的には5層から7層と増えている。中央層が木製?に変わりそれを挟むように薄い断衝材が入り2層増えた構造に。

さて肝心の音の方は、SUPER PLUS PLATFORM同様に音楽の躍動感の高いものであり、神経質さや解析的な分は皆無でリアルに感じる。
重心は変わらずと言った所だが低域に関しては、更に解像度は高いようでウーファー下部高さまで空間が下がりの立体感がまして再現力が上昇している。
素材特有の共振音が少ないためか、本来の質感を損なうことが少なく、各楽器や声の質感をスポイルする事が少ないのが実体をリアルに描くポイントなのだろう。
解像度の高さは、機器の持つ振動を適度な損失で減衰させていることが伺える。
全てのファクターにおいて、欠点が見当たらないのが、色々なメーカーがデモで使うといった実績に繋がるのではないでしょうか。
是非皆様にも、お聞き頂きたく自宅視聴レヴューを募集致します。 お気軽にメールにて御依頼くださいませ。
○CLASSE CA-2200 892,500円
新世代CLASSEのステレオパーワーアンプとして現在では最上位に位置するもの であるが、現在はOMEGAのようなど怒涛級のアンプが存在しない為やや寂しい気もします。
サイズは445mm(W)×222mm(H)×470mm(D)36kgと、やや大柄で存在感のある デザインとなっている。
私個人も所有しているアンプですが、出力表示8Ω200wは実効で出ており、駆動力の高さ は折り紙つきで、200万クラスのパワーアンプにも互角の勝負が可能でしょう。特に30cmクラスの ウーファーで試してみてください。 音的には、スケールが大きく穏やかでゆったりと鳴る落ち着いたバランス。
硬質な感じは無く、特定の色艶といったものも少ないといえるでしょう。
有る意味色気不足に 感じるかもしれませんが、癖の少ないものです。
クラッセらしいといえばそうなのですが、純正インシュレータは、柔らかく大きなゴム系のインシュ レータが、やや甘めを強めていているようで、他の材質のインシュレータを使うとリニアに反応し 解像度も簡単に変化いたします。
店でのセッティングでは、ダールジール同様にSYMPOSIUM SUPER PLUS PLATFORMに載 せておりますが、サイズが大きい為ゴム足の70%程度しか設置いたしません。
この状態だから返って良いのかは判りませんが、相性は抜群で重心は上がらずに低域の解像度 は上がり、実体の生々しさは飛躍的に高まります。私のシステムにおいて、不満に感じる「緩さ」はほぼ解消できております。
極めてコストパフォーマンスの高いパワーアンプと言えるでしょう。
○Black Diamond Racing THE PITS MK4 4p 29,400円
ブラックダイアモンド社のカーボンインシュレータ 直径70mm高さ16mm 10mmのカーボンを両側、透明なアクリルのような素材でサンドイッチした構造となっており、 仕上げの大変美しいもの。

音的には、基本カラーレーションの少ないもの。 質量の大きさもあり付帯音を抑える効果があり、これに伴う高解像度を狙える。 空間、音像共に描き分けの出来るもの。樹脂系のインシュレータの特徴でもある特定のピーク を抑えられる効果も確認できます。 ただ、解像度の高い付帯音の少ないシステムで使用すると、若干響きを抑えすぎる部分も有る ので使いこなしが重要となるでしょう。
○Antelope Audio M-10(オープン価格 実勢価格945,000円)part2
前回の純正OCXとの組み合わせに対して dcs Veronaの外部入力へM-10でクロック供給での組み合わせと、 純正のOCX+M-10組み合わせとEMMLAB CDSD+DCC2組み合わせで試してみた。
まずは、Veronaとの組み合わせだが、veronaのmenuからCoupieに入りbipolarのに設定すると、ディスプレイの 表示が一瞬Lockingに変わり外部入力を受け付けたことがわかる。瞬間にして音の粒子が1/10以下の細かさに感じられる。 演奏の臨場感が桁違いに変わる。
変化の方向はOCXとの組み合わせと同じだがVerona単独使用に比べ、 抜け格段に上がる分やや明るく感じられる。
オーケストラは左右、高さ奥行き共に広がり楽器の配置は明確に。
ボーカルは口周りの空気の揺れを感じ取れる程デリケートな表現を見せてくれる。これはとても素晴らしい^^
CDSD+DCC2との組み合わせでは、変化の方向そのものは変わず高解像度化するのだが、持ち味である躍動感は抑えられ てしまい、面白みにかける。
以前試したものだが、Esotericの製品ではG-0SではロックしてG-25Uではロックもしなかった事もあり、調べたがTEACからは明確な回答は得られなかった。
EMMは中々相性が有るようで難しいようだ。
○Antelope Audio M-10(オープン価格 実勢価格945,000円)
業務用ルビジウム発信機 M-10(写真下、上はクロックジェネレータOCX)型番からも10Mhzの発信機であり、 10MHz入力の有るクロックジェネレータを通して使用する事になります。

作りはコンシューマーとは違いコストはかけられておらず、動作状態が一目で判断できるデザインとなっております。 写真では横長のLEDを使った動作ランプがオレンジに見えてしまうのですが、実際は赤に近い色でセンターの丸い窓には、安定時に10M文字が表示されます。
CD System dcs Verdi Encore+Elgar
Pre DdarTZeel NHB-18 NS
Power NHB-108 model one
Sp AVALON DIAMOND
OCX+M-10でのテストでは空間の静寂の高さが段違いに高くなり2割程度、空間奥行き共に広く感られます。
楽器から広がる波形と言いますか空気の揺れのような部分の描写もハッキリと聞き取れ臨場感は飛躍的に良くなります。
解像度が上がり澄み渡ると言った傾向ですが硬質感は無く、逆に優しく感じます。
一度聞くと戻れなくなりますよ^^;
社会的な事情から電源はスイッチング電源を使用しておりますが、業務機らしくDCでのバックアップ電源の入力が有り、12Vで40W以上容量のDCアダプター単独での使用も出来るようです。 今回はDCアダプターが無くテスト出来ないのは残念でした。
○SYMPOSIUM FAT PADZ(3個一組 23,940円)
シンフォジウム第2弾、インシュレータです柔らかい素材を薄いアルミでサンドイッチした構造は、 先にレポートしたSUPER PLUS PLATFORMと似ておりますが、真ん中の振動アイソレーションする黒い 部分の素材は違っており、SUPER PLUS PLATFORMは硬質スポンジのような柔らかさなのに対し、 硬くなっている。
現物を見て外側のアルミの薄さが気になる所ですが実際にテストしてみて、その心配は 全く要らない事とがすぐにわかりました。
サイズは5cm×7.6cm×2.3cmで3個1組となっており、付属の英文の説明書を見ると純正脚の代わりに使うらしい。 早速ためしてみることにしよう。
ますはトランスポートでのテスト。
dcs ENCOREの足は前後パネルの下部にゴム状のものが横に長く着いており、これがラックと設置する構造。 最初にこの足の下に、前2点後ろ1点で設置してみたのですが、余り変化が無い。少し時間を置いてみたのだが 、やはり変化は少ないのです。元々ENCOREについているゴムが柔らかいものであり、打ち消しているようですね。 これは、個々の設置による条件の違いから、逃げられる為のものと思われます。
シャーシに直に設置させてみる、前2点後ろ1点で最も良なりの良いところを探して設置する。すでにこの時点で 歌い方に躍動感が出て生々しいのだが、これはヘソの効果も有るだろう。
SUPER PLUS PLATFORMでも感じたのだが、生命力が上がるというか乾燥とは逆の質感が得られる。SUPER PLUS PLATFORM重心の変化は無いようだが実体に躍動感が加わる為に安定して感じる。解像度も若干上昇しているようで、 フォーカスはホンノリと絞れる。
アルミ部分のキャラクターも上手く消されており全く気にならない。単一の素材では絶対に出来ない芸当だろう。 クッション部分の素材を代えてコントロールしているが、音楽表現に共通の良さを感じる。
次に前回のSYMPOSIUM SUPER PLUS PLATFORMとパワーアンプdarTZeel NHB-108 model one間でのテスト。
これは、取り扱い説明書にも書いて有る使い方なのだが、少し行き過ぎの感が有る。NHB-108 model oneの足は 白い樹脂製の足で3点設置後ろ1点がトランス真下に来ており前側2点もやや内側に付いていて、以前のテストでも この位置がペストだった静も有るが、やや実像が肥大してしまった。質感は更に濃い方に触れるのだが実態と空間 のバランスを考えるとPLATFORMへの直置きがベストとなる。
FAT PADZでもハッキリとSYMPOSIUMの持ち味が確認出来きる。生々しい表現である。勿論色々な要素が絡み合っての 事ではあるのだが、単体の素材のようなキャラクターの強さは無く聞いて楽しいもの。一度お試しくださいませ。
○SYMPOSIUM SUPER PLUS PLATFORM 85,000円
ボードは、アメリカではとてもスタンダードなメーカーらしい。CESでも最も多くのオーディオメーカーが デモで使用していたボード(厳密には、今回試聴したものは1つ下のモデル)で 以下の機器がデモで 使用していたとのこと。
Verity Audio Parsifal B.A.T. VK6200 amplifier Cary Audio CAD-1610-SE
Levinson amplifier MBL system Spectral Preamp 47 Laboratory PiTracer
Sony 777 SACD player Wadia Transport VPI Aries Turntable
Spectral Monoblock Amplifier Faroudja 5000 Video Scaler conrad-johnson Amplifier
現物を見ると5層構造、外側上下がアルミで上側厚く面取りされている。中心の発砲ゴムらしきものを挟ん で黒い素材が存在するが仕上げがしてあり素材が明確にはわからない。重量は8〜10kg程度てしょうか。
全体ととしては高級感のある精悍なデザインで機器を引き立ててくれる。

サイズ的に、DCSでは奥行きが足りないことと、クアドラスパイアの天板ではポール頭部分が当たってしまい 設置ができず、ラックの外に設置していたパワーアンプでのテストとなりました。

比較対照は、
@フローリング(防音の為浮かした状態の床 SPの下はコンクリートを埋め込んであるのですが・・)
Aクアドラスパイア棚板1枚にスパイクを取り付けたもの
設置直後は、ボーカル帯域の厚みは増したものの、全体的にはホワ〜ンとした印象でピンとこないもの。
2〜3時間経過後には、モヤモヤは晴れてダンピングの利いた低音が出始めてきた。ただ全体の印象として 実体感が中心で幾分前に押し出してくる印象。ボーカルや楽器の存在感は非常に生々しく躍動的。
収録されている倍音と余韻は残し、余分な付帯音はキッチリと抑えられているせいか、フォーカスは締まり 高域でも色彩エネルギーが高くなる。この為ミッドレンジとのつながりが良く自然に感じる。 ただし、この時点ではやや低音は膨らんでおり、低域方向の奥行きは浅めに感じる。
一夜明け、クッション部分も十分に沈んできておりて低域の飽和感は影を潜め、SUPER PLUS PLATFORM 設置前と比べて明らかに音程は一段沈み込んでおり、ダンピングの利いた歯切れの良い低音はノリの良いリズムを刻む。 これをベースに高域まで一体感があり、立体感のある実在は躍動的。
正直言ってパワーアンプでは低域の締りやや解像度の変化は予想していたのですが、全域の質感がこれほど 生生しくなるとは、予想してなったのですが・・・・最上位のULTRA PLATFORMも聞いてみたくなりました。
今回使用したダールジールdarTZeel NHB-108 model oneは、以前ヘソ探しと言いますか、別のインシュレータ を使い支えるポイントを色々と試してみたのですが、オリジナルの位置が一番結果が良くて設計者の拘りを感じ る製品です。これも変化がダイレクトに出た原因かもしれません。
一度皆様も、製品のヘソ探しをしてみてください。純正の足を一度外し振動が大きいと思われる部分(トランスや モーター)の真下、それ以外はシャーシの泣きやす部分で支えるだけでOKです。コストがかからず、キャラクター の変化も無いので良いですよ。トランスポートは特に効果的かと思います。
○dcs Verdi Encore+Elgar plus+Verona 定価合計5,365,500円
スカラッティシリーズの発売で、フラッグシップの座を譲ってしまったものの十分に現役として成熟、進化を 遂げているこのシリーズです。
USEDでの価格もこなれ入手し易くなってきた。USEDでの入荷に伴う試聴なのですが^^;
独創的ですが飽きの来ないデザイン、存在を抑えた仕上げ、カラーリングは、プロ機の流れを汲むdcs らしいもの。その点、スカラッティシリーズはコンシューマターゲットのデザイン(カラーリング)なのかもしれない。
試聴システム
CD System dcs Verdi Encore+Elgar plus+Verona
Pre DdarTZeel NHB-18 NS
Power AUDIA FLIGHT100
Sp AVALON DIAMOND
緻密、音数、色数と言い一体型とは次元の違うもの。ウーファーが受け持つ帯域から空間と実体を描き分け極 めて立体的な構成力。広い空間にピンポイントに定位。楽器の一つ一つの音色の差や表情も手に取るようにわ かり易い。ライブ録音などはオーケストラの楽器の一つ一つから、ライブハウスでの足元をからの佇むような 実体の存在は格別で、圧倒的な臨場感。
勿論外部クロックまで揃ったシステムの優位性も有るとは思いますが前段でのダイナミックレンジの差は、いか んともし難い物なのですね。
当たり前の褒め言葉のように取られるかも知れませんが、久々に感動を味わえました。
CD→DSD変換でのCDでのレヴューですが、SACDも同様で更に空気は軽く微粒子で密度の高く生々しい。
○AUDIA FLIGHT100 \1,350,000
伊 AUDIA社の完全A級のパワーアンプ。この価格帯としては、大きさが470(W)×245(H)×540(D)mm 60kg(カタログスペック)と大きくて重い純Aクラスパワーアンプ。 実際に届いた木箱の表記には50Kgと記載されており「あれっ?」と思いましたが早速手伝ってもらい セッティングしてみました。
イタリア製品らしい美しいしい立体的な造形はヒートシンクまでキッチリと作りこまれ大変に美しい。 非常にコストのかかった作りこみに所有欲をそそられます。写真では解かり難いと思いますが、 仕上げはシルバーを含んだ塗装で仕上げてありシルキーな品の良い仕上がりです。
出力は、8Ω100で2Ω400とリニアに上がり余裕の電源部に支えられているの判ります。AB級で作れば 8Ω400W程度のアンプが作れるのではないでしょうか。
中低域の安定感の有る落ち着いたバランス。駆動力に余裕が有るためか、重すぎることも無くゆったりと音楽 に浸らせてくれます。
高域はシルキーなタッチで弦楽器のしなやかさ、艶やかさ、声の質感も潤いを感じさせるものも良いですね。 比較的新しいメーカーではありますがヨーロッパの製品らしい品の良さが音楽に対する造詣の深さを伝えてくれ ます。かと言って特別に色気を強調したものでもなく解像度、音数も不満はありません。 低域の再現性は完全にクラスを超えたものだと言えるでしょう。
純Aらしく発熱も大きく夏場は少し辛いかも知れません^^; とてもコストパフォーマンスの高いFLIGHT100ですが、9/1からユーロ高の影響から150万円に値上がりしてしまうのは残念。
○SonusFaber Electa Amator
古い製品ですので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
このスピーカーとの付き合いも、かれこれ10年以上経過しているおりますが、 最初に聞いた時の衝撃的な音色に、感動したのを今でもハッキリと覚えております。
何故、ここでアマトールなのかと申しますと、ウーハーの首振りで、マグネットとボイスコイル が擦れていて、暫く聞いておりませんでした。
先日久々に半田コテを手にユニット交換してみました。
以来再び聞き込んでおります。と言いますか聞き惚れている状況でして、多分早くは無いの でしょうが濃密でしっとりとした色彩の濃さは中々独特では有りますが引き込まれます。
以前との違いは、アンプにダールジールを使用しているということ。
濃厚なトンコツスープですが後味はスッキリという感じでしょうか(笑
ウーファのエージングは、まったくと言って良いほど効いておりませんが、粘りの気の表現ですが、 全く引きずるような重さは皆無で、独特な響きの美しさは以前を上回ると思います。
ヴォーカルは37.5度くらいの体温で歌い、コントラバスは粘り,サックスは濡れたような色気で唄います。
ブックシェエルフ2WAYの良さで定位もぴたっと決まり、とても安心して聞けます。
お越しの際は是非このELECTAAMATORも聞いてみてくださいませ。
近代的なスピーカーには無い「何か」をお聞き頂けるのではと思います。
○Analysus plus Golden Oval XLR1m 315,000円
最近増加傾向にある楕円構造の導体を使用したケーブルです。ただ珍しいのは中空楕円 という事です。アメリカのショーでのデモ等では、オシロスコープを使った波形のひずみの 少なさが自信の表れでしょう。
科学的な根拠に基づき設計されているものであり、最上位ゴールデンシリーズは、24金完全 シールドと言った贅沢な素材の使い方をしているのは、業務用として30年の性能保障する為と の事だそうです。
元々は楽器関係のケーブルとして、プロユースとして誕生したメーカーです。
さて、音のほうですが一言で言えば、極めて欠点の少ないケーブルです。 素材は銅のようで、安定感があり解像度も申し分の無いもの、インドラのような、ずば抜けた空間 表現力こそ有りませんが、長く聞くことにより安心して使えるケーブルだと感じるのではないでしょ うか。 例えばですが、36.5度の体温を感じるようなボーカルの質感や、バイオリンの木質の響きが自然に 感じること。そう!言い方が悪いかも知れませんが、うそ臭くないのです。
解像度も十分であり、前後の配置や構成も非常に良く判りますし、空間と実体のバランスの良さにも魅力を 感じます。
一聴して特徴的な部分が無いことが、飽きずに長く使い続けられる要素となるのでは無いでしょうか。
エージングを進めながら2ヶ月近く使用してまいりましたが、今では外せなくなりました。リファレンスと して導入を決定いたしましたので、購入検討での自宅視聴ご希望の方はメールにてお問い合わせ下さいませ。
輸入元資料 http://www.cfe.co.jp/analysis-plus/technology2.html
○darTZeel NHB-18 NS(\3,150,000)/NHB-108 model one 2,730,000円)
改めて、自室でDIAMONDとの組み合わせでの視聴です。 時間をかけ熟成させてのセットアップは店頭でのセットアップとは違い、 また、短時間でのデモ効果を狙ったセットアップではなく長時間聴くための セットアップとなります。お客様にお見え頂いても長時間お聞きいただく事に なると思いますので、これで良いかと思います。
もっとも感心するのは、静寂の高さから音楽の浸透力。脚色された音の伝え方 ではく、あくまでもナチュラルに染み込んでくる音楽。
研ぎ澄まされた静寂が有るからこそ なしうる楽器や声の実在感。音のしっかりと した立ち上がりから無音に至るまでの減衰していく倍音の表情の自然さは他では 聞けないものでしょう。
位相の管理も特筆であり、プリ パワー合わせての信号経路での接点が10点程度しか なく信号のそのもののロスの少なく、シンプルがゆえ位相管理が単純化される。
方ch100Wと、今の時代としてはプリメインでも一般的な出力で有りながら、駆動力 不足を感じさせないレスポンスと分解力を有しているものです。
静かさの高さがあるからこその引き立つ動の躍動感。
静があるからこその、引き立つ発色 の良さ。すべてが強調されることの無い中での、豊かに感じさせる表現が可能となるのでし ょう。
プリのバッテリー駆動も理にかなった手法であり、バッテリー駆動の際にはACを外してしまえ ば、完全なアイソレーション可能です。
静寂も外した方が一段と良くなります。 一度の充電で8〜10時間程度は使えますので時間的にも十分と言えるでしょう。
パワーアンプは、電源に対し非常にデリケートではあり、手こずるかもしれませんが、それを超 えても魅力のある作品だと思います。
PS.プリ-パワー間のアース部分を、通常の銅線でショートする事により、気にならないレベルまで 発信ノイズレベルを落とすことが出来ました(^^)/
メーカー資料
http://www.naspec.co.jp/dartzeel/dartzeel-index.html
○BAT VK-250SE 1,180,000円
ニューモデルになり型番はそのまま、おもにコンデンサーとチューニングが変わっているとの事。
見た目の変化は、ありませんが音の方は、かなり洗練された印象です。
本来、色彩が豊かで高域まで色鮮やかな表現と透明度の高さがBATの持ち味であり、小音量 状態でも、とても楽しく聞かせてくれます。
これは真空管モデルでも共通の持ち味といえるでしょう。と言うよりMOSデバイスながら真空管 に近い色彩を持つものです。MOSの為、若干作動温度は高め。
以前のVK-250SEでの印象は、力強さと色彩感の印象ですが、新モデルは力強さは抑えられ た代わりに、透明度のが高く、粒子が一段と小粒で、伸びやか且つ滑らかで丁寧な表現への変化となっている。
とてもスムーズに流れ出す音楽に、思わず聞き入ります。
スケールの大きななり方は兄貴分に任せるとして、音楽ジャンルを問わず躍動的で高品位なサウンド に仕上がっております。
色彩の豊かさはそのままで、BATらしく音楽を楽しく聞かせてくれるパワーアンプです。
同じく新モデルのプリアンプKV-32SEの視聴も行いましたが、まだまだ伸びきらずこちらはエージング 不足のようです。
メーカー資料
http://www.audiorefer.com/bat/power.html
○Allegretta AC
兄貴分アレグロの弟分として登場。アレグロ同様、田口明氏の設計で、本人みずから1本づつ音の仕上 がりをチsックして出荷されるといった、手間のかかる方法を取られております。 ロスアンジェルスにて設計、ハンドメイドで製作されております。
やはり録音スタジオ生まれの製品ですので、emmlab等でも感じたような、躍動的で生き生きとした音楽表現 が魅力です。導体は銅線でありキャラクターの少ない中域を中心としたバランスで、安定感のある厚みと立 体感が魅力です。
エージングが進むにつれて透明度も増し、銅線としては抜けもすばらしいレベルに仕上がっております。 アレグロのもつ最低域までの伸びは有りませんが、その分重くならずハイエンドシステムでなくても、十分に 使いこなせるでしょう。
輸入元HP田口氏のプロフィール http://www.promediaaudio.com/Allegro%20Power%20Cable/Allegro_2.htm
shimada | http//www.dearaudio.com


